元々雪の多く降る飛騨地方。
山はもっと早いですが、町にはだいたい11月下旬から12月の初めには初雪が降ります。
その頃に合わせて、地元民は車のタイヤを交換したり木の雪囲いをしたりして冬の準備をします。
雪は降ってなくても朝晩の冬の気温はとっても下がるので、スタッドレスタイヤは飛騨では必須!
同じ岐阜県でも美濃地方は雪はほとんど積もらないので、名古屋方面から美濃地方を通って飛騨に遊びに来る方は、急な景色の変わりようにびっくりするかもしれません。
瀬戸川に千匹泳いでいる鯉も冬には引っ越しをし、辺り一面モノトーンの景色になります。
冬の瀬戸川は、写真映えスポットかも。
白黒の景色の中で、色がとっても映えます!
老舗の三嶋和ろうそく店さんは、古川町の冬と密接な関係があります。
古川町には「三寺まいり」という町内の3つのお寺を巡拝する風習が昔からあって、その時にこの和ろうそくがそれぞれのお寺で灯されるんです。
ここで作られている和ろうそくは、混じりけのない100%植物性。
全国に10軒程度しかない和ろうそく店の中でも、すべて手作りなのは三嶋和ろうそく店だけと聞いています。
よく使われる西洋ろうそくとは違って、炎が縦に伸び縮みするように揺れる和ろうそく。
かわいいマーブル模様も7代目のアイディアです。
雪のない時期も目を引く今宮橋は、雪景色だとさらに印象的!
ずっと外を歩いていると寒いしおなかも空くのでこのへんで休憩~。
喫茶つくしさんは、レトロな店内で雰囲気もあったか。
鉄板に乗った「イタリアン」、おいしいんですよね~。
古民家カフェの壱之町珈琲店も、コーヒーの香りと木のあたたかさが素敵です。
焼き立てメロンパン、今日はあるかな~
そうこうしている間に日が暮れたけど、夜の瀬戸川がまたきれい。
燈篭に灯りが灯って、雪の中だとなんだかふんわりして見えます。
冬の空気は透き通っていて、どの季節よりも澄んでいる気がします。
だから景色がより美しいのかもしれませんね。
遊びにみえる時は飛騨弁で「どんどん」、あたたかく着込んでいらしてくださいね!