1年の半分を雪に閉ざされる天生峠は飛騨市河合町と大野郡白川村の境目。
登り切った頂上に天生県立自然公園があります。
飛騨古川駅からは車で約50分。
道中は山道ですがマイクロバスサイズまでは通れるし、道路は整備されていて駐車場も広いので安心。
赤い屋根の建物がトイレです。
例年5月下旬頃に天生県立自然公園への道の冬季閉鎖解除になりますが、もっと遅れる年もあり、道の開通はその年の雪次第です。
道の閉鎖は例年11月初旬頃。
その頃になると天生県立自然公園には霜がおり、初雪が降り出します。
登山口から木平分岐までは2時間~2時間半程度。
そこから籾糠山へと続いていきます。
個人的には、木平湿原の方を通ってカツラ門に周り、降りてくるルートがちょうどいい。
山登りに慣れてなくても辛くなくて楽しめるルートです。笑
木平湿原には食虫植物であるモウセンゴケがたくさん生息しているのですが、秋になるとさらに真っ赤に!
コケも紅葉するんですね~!
カツラ門は天生県立自然公園の中でもメインスポットです。
このそびえ立つ大きな木の前に立つと自然の力を感じます・・・。
秋にはもう寒いのでウィンドブレーカーなど必要ですが、足元は歩きやすいスニーカーでも大丈夫だと思います。
籾糠山まで登る場合はもう少しハードな道のりになるので十分に準備してくださいね。
天生県立自然公園にはたくさんの種類の植物や木々があり、それが10月中旬から下旬にかけて一気に色付きます。
紅葉の見頃は短いので、天気がいい日に合わせて行ってみて下さいね!
詳しい情報は、飛騨市・白川郷自然案内人協会まで。