天生県立自然公園は、毎年5月の終わり~6月の初旬頃に古川側からの冬季閉鎖が終わり、入山できるようになります。
自然公園に向かう道中からは北アルプスが望めるんですが、ぜひ笠ヶ岳の「馬」を探してみてください。
残雪が馬の形のように見えてきて、この馬が出てくると田植えの時期だと地元では言われているんですよ!
どこに馬がいるかわかりますか?肉眼で見るとけっこう馬に見えるんです。
あたたかくなるのが早いと溶けてしまうので、見られたらラッキーです!
入り口には注意書きが。
出会ったという話よっぽどは聞きませんが、念のため鈴など各自でご準備を!
こういうのを見ると、自然の中にお邪魔しているんだな~と感じます。
晴れた日は緑が眩しい!
吸い込まれていきそう。
ミズバショウとリュウキンカ、白と黄色の群生はとっても癒されます。
天生のミズバショウの葉っぱはスイカのような柄が多いそう。
そういえば池ケ原湿原ではこの柄見ないなあ・・・
近くなのに不思議です。
キヌガサソウは大きな葉っぱが特徴です。
花びらに見える白い外花被片は、大きな葉っぱと同じ数あるそう。
ニリンソウはたまに変異したものがあって、「幸せのニリンソウ」と呼ばれているそう!
わたしも見つけました~!
真っ白のニリンソウもかわいいんだけど、緑のも個性的でかわいいですね。
今回は代表的なものを紹介しましたが、天生県立自然公園にはもっともっとたくさんの植物が生息しています。
行くまで全然植物のこと知らなかった私でも、名前や由来を教えてもらう間にもっと知りたくなりました。
お弁当など持ってぜひピクニックにも!
3つ目の休憩所、木平分岐までは片道120分ほど。
花を見ながらだとあっという間です!
さらに1時間山登りをすると籾糠山の山頂まで行けるので、登山がしたい人にはこのルートもおすすめです。※雪の状況により封鎖している場合があります。(R3.5.25現在封鎖中)
詳しいルートは北飛騨の森を歩こう!からご覧ください。
秋の天生県立自然公園についてはこちらから。