神岡町は、鉱山と共に発展してきた町でもあり、現在は科学の最先端研究が行われている地でもあり、かつて花街があるなど華やかだった歴史もあり・・・知れば知るほどいろんな面が見えてくる町なんです。
飛騨に住んでいても違う町だとなかなかゆっくりと歩くことも少ないですよね。
ということで今回は、神岡街歩きガイドに参加してきました!

神岡を歩いていてまず気になるのがこの案内標柱。
上の部分に石が入っています。これはなんだろう・・・?
よく見るとてっぺんに説明が書いてあります。
この石はなんと鉱石なんだそう!しかも町中にある標柱に入っている鉱石はどれも違っています。
鉱石って、きらきらしていてきれいなんだなあ・・・。水晶のようなものまでありました!

神岡の特徴といえば、路地。
ガイドさんの案内がないと迷ってしまいそう。

私有地のような細い路地もなんと公道というところが多いんです。
不思議ですよね~。大人は絶対入らないような道です。笑
子どもの頃を思い出してわくわく。ガイドさんと一緒に入っていきます。

町のいたるところには水屋(みずや)があります。
昔から生活用水として使われ、語らいの場として人々が集ってきたそう。

屋根がある建物のような大きな水屋は3つあり、休んでいると町のおばあちゃんが来て会話が始まったりします。

また、特に秋は藤波八丁のあたりもおすすめ。
それから神岡街歩きガイドでおすすめなのは食べ歩きツアー。
町のおいしいものを少しずつつまみ食いできるんです。

水のきれいな神岡の水を使った古田豆腐店のお豆腐はどれも絶品!
ぎせい焼きは豆腐の生地をベースに黒ゴマと砂糖を練って、じっくりと焼き上げてある飛騨の郷土料理。
やさしい甘さでおいしい~。くせになる味です。

あるとついつい買ってしまうのが登林酒店のフルーツサンド!
ぎっしりフルーツが入っている手作りサンドイッチです。
いつも店頭には、いつ行っても十数種類のサンドイッチがあって、いつもどれにしようか迷ってしまいます。
種類が豊富すぎて一体おかあさんは何時から作っているのか・・・。
これも神岡の謎のひとつかもしれません。笑

他にも、手土産の定番金木戸屋の和菓子や、運が良ければ出会える丸田まんじゅうなど・・・食べ歩きツアーの内容は曜日などによって少しずつ変わることもあるそう。

神岡は意外と広く、坂も多いので1回ですべてのエリアを回るのはとても難しい。
なので何回も訪れてほしい町でもあります。
ガイドさんにいろいろな話を聞いたけど、そこはぜひ実際に体験して聞いてみてください~!
ガイドさんたちは、希望に合わせてコースを作ってくれるので相談してみてくださいね。
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