神岡の昭和の街並みが残る「花街エリア」から少し抜けたところにあるのが船津座。
円城寺の隣にある、町の雰囲気によく合う建物です。
船津座は、大正時代の初めに大津神社参道沿いにあった、映画や演劇等で賑わった「船津劇場」を再現し、平成17年に「平成の芝居小屋・船津座」として建設され、地域の歴史・文化の伝承、交流・賑わいの中心的役割を担う地域文化の拠点になっています。
建設には飛騨の匠の伝統技術・文化を維持するために、神岡町内の 企業が集結し、主な材料 には、旧神岡町の木「ヒメコ松」が約600本、多目的ホールのステージ上部の梁には、神岡町山之村の天然木、一本13mの長さのヒメコ松が使用されています。
重厚な日本建築美である格(ごう)天井、200インチスクリーンを備えた多目的ホールでは、お芝居、コンサート、寄席、映画上映などができるし
和室や茶室では、会議や宴会、お茶会ができるし
広場の大きな鏡の前ではバレエや体操ができたり、防音室では楽器や歌の練習ができたり、とっても万能な施設。
1階はほっこりする光景が見られる憩いの場。
地元の人たちは船津座を大切な交流の場と思っています。
カフェスペースもあるので、おしゃべりしたり開演までゆっくりしたりもできます。
さらに外には「たぬき庵」というウッドデッキスペースがあって、ここから見える高原川は、夏なんて特にきれい。
このスペースもレンタルできるんですよ~!
ちなみに高原川は、鮎釣りでもよく知られてますよね!
河原は何年か前に整備されたので、この川沿いをお散歩するのも気持ちがいい~
近々の予定では、8月22日に「ハチとパルマの物語」という映画が上映されたり、9月25・26日には毎年恒例の「船津座お化け屋敷」が開催されるなど、バラエティに富んだ催し物があってなんだかおもしろそうなところです!
行ってみたら、今日もなにかおもしろいことやってるかもしれない!と思わせてくれる船津座。
ぜひ今後もチェックしてみてくださいね。