寒暖の差が激しく、美しい水にも恵まれている飛騨は隠れた蕎麦処。
新蕎麦の季節である秋はより風味が増しておいしいし、冷たいのも温かいのも選べるちょうどいい季節でもありますよね~。
今回は「のぞき見飛騨 秋」に掲載し、飛騨ごちそうっさまっぷにも載っている古川町のまちなかエリアにある2店舗を紹介します!
飛騨古川駅から徒歩5分の「蕎麦正なかや」さんは、飛騨荘川産のあらびき粉を奥飛騨原水を使って打った本格手打ち蕎麦。
一口目はアンデス岩塩で、二口目は飛騨数河産本わさびで。
辛味大根も相性ぴったりです。
飛騨地方では、昔からえごまを「あぶらえ」と呼び、種子をおはぎや和え物、五平餅などに使用してきました。
香ばしい香りはまさに秋を感じます。
なかやさんのは赤巻(かまぼこ)も乗ってて飛騨らしい!
飛騨の料理にはこの赤巻がちょこちょこ登場します。
富山の名産なんですが、飛騨地方は富山とは結びつきが強いので、かまぼこと言ったら板に乗ってるのじゃなくてこれです。
あと、おすすめなのが「ねぎ味噌天」!
飛騨の人が好きな濃い味の、こちらも郷土食。
「まつり広場」の隣にある福全寺蕎麦さんは、飛騨流葉産のそば粉を使用した本格手打ち蕎麦。
最初は蕎麦のみで蕎麦本来の味を味わい、次に塩とわさびをつけて蕎麦の甘みを、その後つゆにくぐらせて喉ごしを楽しみ、最後は粋に酒を蕎麦にふりかけます。
福全寺蕎麦さんは麺にも煉りこんであります。
えごまは血液サラサラ、代謝の促進、高血圧や認知症の予防、アレルギーの改善など効能たくさんの食材なんです!
お蕎麦屋さんのカレーっておいしいですよね~!
福全寺蕎麦さんのカレー南蛮は野菜たっぷり!
さらにヴィーガン、ハラル、素食の対応もできるみんなに優しいメニューです。
どちらも飛騨古川駅から歩いてすぐなので散策途中にぜひ~!