北アルプスと豊かな大地に育まれた名水に恵まれた飛騨市。
飛騨市の酒米の多くは豊潤な土壌とミネラル豊富な雪融け水で育った「ひだほまれ」です。
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秋は新酒が出来上がる季節。
酒蔵や酒屋さんの軒下に吊り下げられている杉玉(酒林)は、茶色のイメージが強いかもしれませんが、新酒ができると緑色のものに付け替えられるんです。
緑色の杉玉がかかっていたら新酒ができた合図!
これは買いに行かないと損です!
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古川町の渡辺酒造店と蒲酒造場は毎年11月中旬頃、神岡町の大坪酒造店は12月初旬頃までに杉玉交換をします。
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杉玉は20kgほどあるそうで、付け替え作業も慎重に行われます。
月日が経つにつれて熟成されていることを表す茶色へと変化するので、緑のものを見られるのは数週間。
杉玉交換の際にはしっかり奉納も行われます。
こうしておいしい新酒が私たちのところに届くんですね~!
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明治3年から酒造りを始めた渡辺酒造店の代表的な銘柄は「蓬莱」。
やわらかさのなかに奥深いコクがある、飲みやすい旨口酒です。
他にも日本酒界のロマネコンティ「色おとこ」や門外不出の「非売品の酒」をはじめ、タイトルとパッケージがユニークで思わず買ってしまいそうなものばかり。
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そのうえ味も一級品なのでずるいですよね~!
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蒲酒造場を代表するのは「白真弓」。
華やかな香りとすうっと体に溶け込む淡雪のような柔らかさの中にすっきりとした辛口。
このシンプルで飽きの来ない味がどんな食事にも合う!
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酒蔵には今もなお現役で活躍し続ける木桶があるところにも、創業300年以上の歴史を感じます。
夏は生酒、秋は熟成した冷おろし、冬は新酒など季節ごとの限定酒もおすすめですよ!
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神岡町の大坪酒造店は甘口の「飛騨娘」と辛口の「神代(じんだい)」の2大看板。
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神岡町らしくスーパーカミオカンデのパッケージもあります!
地元民に人気なのが、朝顔のラベルの期間限定酒、飛騨娘生酒「涼夏絢欄」。
暑い夏にキンキンに冷やして飲むのがおいしい!
氷をたくさん入れてオンザロックでもおいしいそうです!
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それぞれの酒蔵では試飲もできます。
3つの酒蔵のお酒については飛騨市公式観光サイト飛騨の旅にも詳しく書いてありますよ~!