飛騨で「ラーメン」と言えば「中華そば」のこと。
「高山ラーメン」という風に紹介されることもありますが、地元民は「ラーメン」もしくは「中華そば」と呼びます。
醤油ベースのスープと細い縮れ麺が特徴で、何度食べても飽きの来ない飛騨のソウルフード。
シンプルだけどお店によってトッピングなどが違うのも楽しいです。
地元民ならお気に入りの中華そば屋さんをだれしももっているはず!
ラーメンっていうと重そうなんだけど、飛騨の中華そばはペロッと食べてしまえるので不思議です。
「のぞき見飛騨 冬」にも特集した、そんな冬こそあったまる地元の中華そばを紹介します!
古川町にあるさか江家食堂は、飛騨古川駅の目の前の昔ながらの食堂。
店内に入るだけでなんだかほっとする雰囲気のお店で、お昼時には地元の人や観光客でいっぱいになります。
丼ものもおいしいので、欲張って中華そばとどんぶりのランチセットにするのがおすすめ。
どれも優しい味で、何度も通いたくなるあたたかさがあります。
神岡町にある八兵衛は、飛騨地方に多い塩気強めの醤油の中華そばよりもあっさりとした透き通ったスープ。
富山県に近い神岡ならでは、その辺も少し違うんでしょうか。
五目ラーメンは飛騨の名産でもあるほうれん草や、富山の特産ではあるけど飛騨でもおなじみの赤巻など具材がたくさん入っていて大満足。
飛騨古川駅前にある闘鶏楽。
夜7時開店で夜中の2時まで営業しています。
飲んだあとのしめが食べたくなっても遅くまでやっているので安心。
お酒大好きなみなさんには助かりますね~!
最近は出かけることも憚られるので、そんなときはネットで飛騨の味を。
麺の清水屋は、奥飛騨の湧き水を利用しており、コシが強く茹でのびの遅い細打ちのちぢれ麺。
地元でこよなく愛されてきた味です。
また、飛騨高山に店舗がある「豆天狗」は清水屋さんの経営のため、店舗の人気メニュー「つけ麺」もネットショップで買えちゃうのでそちらもおすすめ!
老田屋の麺は、飛騨の地酒を練りこむことで余分な防腐剤や保存料を含まない麺が特徴。
コシの強いちぢれ麺にさっぱり醤油味のスープが相性抜群です!
これぞ飛騨の中華そば~!というなつかしさも感じる味。
飛騨市で少し驚くのは、居酒屋やスナックで中華そばがメニューにある店舗がいくつもあること。
ラーメン屋さんでなくても食べられるってのはめずらしい方なんじゃないかな?
それほどまでに、地元の食に根付いているとも言えますね。
ぜひお気に入りの味を見つけてくださいね!