「レールマウンテンバイク Gattan Go!!」 は今や飛騨地域を代表するアクティビティのひとつ。
かつてはこの小さな町には欠かせない、富山県富山市の猪谷駅から飛騨市の奥飛騨温泉口駅までの約20km、8駅を有するローカル鉄道でした。
町民の移動や通勤だけでなく、東洋一の規模を誇った日本有数の亜鉛の山である神岡鉱山で採掘された物質の安定輸送のためにも使われていました。
しかし収入の7割以上を占めていた貨物列車の運行が終了したことで2006年12月1日に廃線となりました。
廃線になってしまいましたが町民の思い出の神岡鉄道。
2007年に実際に当時走っていた車両「おくひだ1号」がイベントにて復活運転された際には、多くの地元民がその姿を見に集まりました。
地元にとってはそれほど愛着のある、とても愛されていた鉄道なんです。
ちなみにこの「おくひだ号」復活運転を機に、現在ではなんと見学だけでなく運転体験もできちゃいます!
廃線後、この線路をなんとか活用できないかということで、廃線跡の一部区間、奥飛騨温泉口駅から神岡鉱山前駅までの「まちなかコース」片道3km、往復6kmを自転車をこぎながら進むアクティビティ「レールマウンテンバイク Gattan Go!!」として生まれ変わりました。
線路脇は桜などの広葉樹が続いているので、どの季節に来ても美しく、
自然の中を走る感覚が味わえます。
まちなかコースは民家も近いので住民の方が手を振ってくれることも。
夏は途中で通るトンネルのひんやり感が涼しい~。
風を切って走ると意外と寒いので、春や秋は軽い上着があるといいかなと。
車両はハイブリッド車なので運動不足の方でも安心!
すいすい漕げちゃうと思います・・・!
また、2018年春には、富山側に続く「渓谷コース」が新オープン!
渓谷沿いの沿線には大きな橋や鉄橋があり、スリル満点です。
清流高原川がとってもきれいな、より自然に近いコースです。
2つのコースは出発点が異なりますので事前にチェックしてくださいね!
また、体験には事前予約が必要なのでご予約をお願いします!