HIDA BOOK TRIP

民話:大洞山のてんぐ

神岡町の大洞山に住んでいたと言われている天狗。

自由気ままに飛び回り、一本松や一本杉などの高いところは全部天狗の止まり木だったそう。

神岡の特徴的な赤いトタン屋根との景色と、広葉樹が多く紅葉の季節は色とりどりになる町並み。

こんなところを自由に飛び回るなんて、気分よかっただろうなあ。

そんな天狗は大酒のみで、夕方になると町に降り、造り酒屋にお酒を飲みに来たそう。

ちょうど今くらいの新酒の時期なんて、毎日来たんだろうなあ。

飛騨市には、神岡町1つ、古川町に2つの造り酒屋があります。

杉玉が緑のものに取り換えられたら、新酒ができあがった合図。

新酒は毎年11月初旬に販売開始されます。

また、2023年は「三蔵まいり」という飛騨市の酒蔵を巡るイベントも初開催されます。

イベントは令和5年11月3日(金・祝日)~令和6年1月15日(月)まで。

同時にお祭りマルシェなどが開催されるのは令和5年11月3・4日(金祝・土)のみです。

詳しくは下の記事からチェック!

天狗みたいに真っ赤な顔にならないように注意!

お酒がおいしいってことはそれに合うおいしいものもあるに違いない。

天狗が食べていたグルメはどれだ~

神岡町の食べ歩きツアーで天狗の気持ちを体験するのもありでは?

神岡町は、知れば知るほど奥深い町。

「すり鉢の底」とも言われる盆地の神岡には、まさか天狗の伝説もあったなんて。

さて、みなさんも天狗になった気分で飛騨の町を飛び回り楽しんでくださいね!

民話:月をのんだむすめ前のページ

民話:高田神社の獅子舞次のページ

関連記事

  1. HIDA BOOK TRIP

    『羊をめぐる冒険』

    【JR飛騨古川駅】僕はあわてて網棚から二人ぶんの荷物…

  2. HIDA BOOK TRIP

    『ダンス・ダンス・ダンス』-もう四月だ。

    眠くなると、僕はグラスを流しで洗い、歯を磨いて眠った。一日一…

  3. HIDA BOOK TRIP

    実はコアな風景もあるよ in WORLD TRIP IN HIDA

    「HIDA BOOK TRIP」は、飛騨市図書館と飛騨市観光協会とk…

  4. HIDA BOOK TRIP

    WORLD TRIP IN HIDA

    そろそろ旅行も再開できそうな雰囲気を感じるこの頃。そうでなく…

  5. HIDA BOOK TRIP

    HIDA “T O” KASA -推し活から笠活の可能性を模索してみる-

    なんだか素敵な風景を、未来に繋げるかもしれない。HIDA T O K…

  6. HIDA BOOK TRIP

    民話:高田神社の獅子舞

    子どもの頃って自分の地域のお祭りが当たり前かと思っていたけど、実はそ…

RECOMMENDATION

PAGE TOP