子どもの頃って自分の地域のお祭りが当たり前かと思っていたけど、実はそんな小さな祭ひとつにしても昔からの歴史が隠れているし、地域によっても様々ですよね。
「高田神社の獅子舞」は、今から1000年も前から伝わる民話。
獅子舞の「しし」って、いのししだったんですね~。
正確にはどの動物かは定義されてないみたいなので、飛騨地域で多い動物がそのもとになっているのかもしれません。
高田神社の獅子舞の特徴は、采(さい)を持って踊ること。
神主さんがお払いの時などに使う大幣(おおぬさ)のようなものが采です。
もしかしたら民話のいのししが見せてくれた舞も、何か持って踊っていたのかな~
飛騨地域の獅子が全て同じかというと全くそうではなくて、同じ古川町の中でも神社によって衣装が違ったり舞が違ったり神楽が違ったり・・・
同じ獅子舞といっても一言でくくることはできません。
でも祭りの獅子舞っていいですよね。
音が聞こえるとみんなが集まってきて、自然と輪ができる。
小さい子が怖がっている獅子も、実は中は近所のお兄ちゃんだったり笑
そんな距離感の飛騨の祭りです。
飛騨市で有名なのは古川祭、神岡祭ですが、神社ごとに例祭はあるので本当の祭りマニアには高田神社のようなより地域密着型のお祭りがおすすめ!
飛騨市の祭りはそれぞれの神社も合わせると春、秋それぞれでいくつもあるのでチェックしてみてくださいね!