自分の地域の民話って、どのくらい知っていますか?
全く知らないって人だって多くいると思います。
そもそも民話って、どこかの時代までは言い伝え的に当然のストーリーとしてみんなが知っていたはず。
桃の少年とか、猿とカニのけんかとかは知っているのに、地元の昔話はいつからみんな知らなくなったんでしょうね。
でもおもしろいもので、
民話を知るとその地域がどんな土地かってことが分かってくる。
今はないけどこの場所にもひとつの町があったんだなとか、この郷土料理ってこの頃から食べられていたんだなとか。
意外なところが見えてくるものなんだなあと、わたしは今回初めて民話を読んでみて知りました。
さて、飛騨ってどんなところ?
民話を読みながらその地域を深く知って、遊びに来るという楽しみ方を今回のHIDA BOOK TRIPの企画でピックアップします。
「HIDA BOOK TRIP」は、飛騨市図書館と飛騨市観光協会の共同企画。
今回のテーマは「ロマンシングヒ・ダ」です。
飛騨に残る民話やその土地に関する本を飛騨市図書館と神岡町図書館の司書が数冊選び、飛騨市観光協会がその土地や民話にまつわる飛騨市の風景を紹介します。
民話を介して、本の世界と飛騨市の風景を繋いでいきます。
令和5年10月13(金)~11月10日(金)の期間中、飛騨市図書館では民話に合わせてセレクトした本のラインナップを展示します。
展示は毎週替わっていき、本はもちろん借りることが出来ます。
ちょっといいひだでは、期間中の毎週金曜日にその民話にまつわる飛騨市の風景を紹介し、それにまつわる記事を更新します。
民話を知り、その世界に浸り、実際に風景を探しに行こう、という楽しみ方です。
この民話の本、今ではレアなこてこての飛騨弁ですごくおもしろいです。
HIDA BOOKTRIP のカテゴリはこちら:https://chottoiihida.com/category/hidabooktrip/
さあ、飛騨の民話の世界への冒険の始まりです。
たまにはこんな旅の形もいいですよね。